皆さんの健康

こんなときどうする

お役立ちホームページ

「福島県こども救急電話相談」のホームページ

日本小児科学会「ONLINE QQ こどもの救急」ホームページ
(対象年齢 生後1カ月~6歳)

お子さんの症状に近いものをチェックボックスで選んでいくと症状にあわせた対処方法が表示されます。

小さなお子様をお持ちのお母さん方へ

平成14年度、当院の救急外来には、約14000名の患者さんが来院されました。その内小児科の患者さんが約半数を占め、その大多数が6歳未満の患者さんです。この数は年々増加傾向にあります。そこで、小さなお子様をお持ちのお母さん方へのアドバイス。

お母さんへ

子どもは、いつもお母さんの笑顔と語りかけを待っています。
笑っている時も、泣いている時も・・・
お母さんが、与えた笑顔と語りかけた言葉の数だけ子どもは幸せになります。
病気やけがをしない子どもはいません。
また、はじめから何でもできるお母さんもいません。
いろいろなことを経験し、子どもも親も成長していきます。
心配なことや悩みなど先生や看護師に相談してみてください。
よいアドバイスができるかもしれません。

小児科受診の目安

  すぐ病院へ 時間内に受診 様子を見る
発熱
  • 生後3か月以内の発熱
  • 高熱が続いている上に吐くようになった
  • はじめてのひきつけを起こした
  • 意識がはっきりしていない
  • 38度未満の熱でせきや鼻水が出ているとき
  • 熱は高いが、水分は十分取れているとき
  • 微熱があるが食事も十分に取れているとき
せき
  • 胸に耳を当てると「ゼーゼー」と聞こえ、痰の絡んだせきが続いて苦しそうなとき
  • 「ケンケン」と犬の鳴き声のようなせきが出るようなとき
  • 唇の色が悪い、うとうとして呼びかけに答えないとき
  • せきは続いているが、呼吸はそれほど苦しそうでないとき
  • 軽いせきが続く程度のとき
鼻水・鼻づまり  
  • ねばねばした黄色や緑の鼻汁が出て鼻がつまり、鼻で呼吸ができないとき
  • 鼻水は出るが食事も十分に取れているとき
ひきつけ
  • 初めてひきつけを起こしたとき
  • 2回目以降のひきつけで、10分以上続くとき
  • 2回目以降のひきつけで、けいれんが治まった後も意識がはっきりしないとき
  • 2回目以降のひきつけで、1日に2回以上ひきつけたとき
  • 2回目以降のひきつけで、けいれんが5分以内に治まったとき
 
下痢
  • 下痢が続き、水分をとってもすぐ吐いてしまうとき。
  • 便に粘液や血液が混じっているとき(便を病院に持っていくと診断に役立ちます)。
  • 下痢が続き、食欲がないとき
  • 下痢のほかに吐き気があるとき
  • いつもよりやわらかい程度の便がいつもより多いと感じるとき
嘔吐
  • 吐く・激しく泣く⇔ぐったりを一定の間隔をおいて繰り返す。
  • 頭をぶつけた
  • 嘔吐が続き水分が取れず、ぐったりしているとき
  • 何度か嘔吐しているが、食欲もあり水分が十分取れているとき
  • 吐き気がある程度で、他の症状がないとき

小児科を受診するときどうするの?

小さなお子さまをお持ちの方へ

小さなお子さまが小児科を受診するときは、こんなことに気をつけて…
小児科受診時のちょっとしたアドバイス

連れてくる人

小さい子どもは意思表示ができません。受診されるお子さんの状態を説明できる方が連れてきてください。もし違う方が連れてくる場合は、状況を書いたメモを渡すなどして、できるだけ多くの情報を医師に伝えてください。

持参するもの

  • 診察券、保険証、母子手帳
  • 便の状態がおかしいときは、その便をお持ちください
  • 他の病院(診療所)を受診しているときは、紹介状をお持ちください。紹介状により経過がわかります。
  • 待ち時間が長くなる場合もあります。お気に入りのおもちゃなどをお持ちください

待合室では

  • 診察前に食べ物や飲み物を与えないでください。
  • 体温や体重は貴重な情報源です。外来にきたらまず体温を測りましょう。
  • ゼーゼーして苦しそう。吐いた。ぐったりしているなどのときは遠慮なく申し出てください。順番を早めて診察する必要があるかもしれません。

診察室では(医師のほしい情報)

  • いつからどのような症状があるのか。
  • そのほかに気になる症状があるのかどうか。
  • 今までにした大きな病気、薬のアレルギー、兄弟や家族に同じ症状が無かったかどうか。

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