病院紹介

院長あいさつ

院長 土屋貴男

院長 土屋貴男

 明治5年(1872年)に設立された当院は、150年の歴史を刻んできたことを心より誇りに思います。この豊かな歴史の中で、地域の皆さまから厚く支えられ、高度な医療を提供するという使命を貫いてまいりました。今後もこの使命を厳かに受け継ぎ、進化し続ける覚悟を持っております。
 
 この150年にわたり、医療の進歩と社会の変化に適応すべく、私たちは絶えず努力を重ねてまいりました。特に近年では、平成23年3月11日の東日本大震災の直前に新しい病棟が竣工し、平成25年にはその地震による被害を受けた外来棟を再建しました。さらに、地域の要望に応じ、平成29年に南棟(周産期センター/NICU)を増設し、産科婦人科診療の再開を通じて地域社会への貢献を一層深めました。令和2年2月からは、地域の先頭に立って新型コロナウイルス感染症にも対応してまいりました。
 また、明治6年には当院に須賀川医学校が併設され、後藤新平伯をはじめ多くの卓越した医療人を輩出しています。その教育の伝統を受け継ぎ、附属高等看護学院の教育医療機関としての役割も全うしております。さらに、平成17年からは臨床研修指定病院として、研修医の教育と医療人材の育成にも貢献しています。教育が成長の最も有効な手段であるという信念を抱き、教育機関としての当院の強みを診療にも活かし続けています。
 
 当院の理念は、「患者さん中心の医療を実践し、地域の皆さんに信頼される病院を目指します」と掲げております。将来も地域の医療機関との協力を強化し、皆さまが安心して生活できる環境を提供するため、救急医療や災害医療の充実に努力いたします。また、皆さまの健康と長寿をサポートするため、がん診療や健康増進に向けた情報提供にも力を注ぎます。
 
 これからも、職員一同が常に患者さんの立場に立ち、安全で信頼性の高い医療を提供し続けることをお約束いたします。皆さまのご支援と信頼に心より感謝申し上げます。そして、これからも皆さまと共に歩むことができることを心より願っております。
 
院長 土屋貴男